私は2020年より、NISAからつみたてNISAに変更し、老後資金形成をスタートしました。
つみたてNISAに切り替えるにあたって気になることと言えば、やはり「運用実績」ですよね~
というわけで今回は、これからつみたてNISAを始めてみたい方、すでにつみたてNISAをしているけれど商品を見直したい方などへ、私の2020年1月から12月までの年間運用実績とつみたてNISAへの変更理由を紹介します。
ではどうぞ。
つみたてNISA運用商品と運用方法
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
現在、私がつみたてNISAで運用している商品は上記2つの米国投資です。
米国投資の理由は、よく言われていますが、①NYダウ株価が30年で約12倍で右肩上がり、②株式市場の占有率約50%、③今後も人口増加が見込める、④革新的技術力の創造地であるからです。
運用方法は、再投資型、毎日買い付け、❶1,000円/日、❷687/日、おおよそ❶:❷=3:2の割合です。
2020年つみたてNISA年間運用実績(12か月目)
商品 | 元本 | 評価額 | 運用損益 | 損益率 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 229,000円 | 270,400円 | +41,400円 | +18.1% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 158,697円 | 182,519円 | +23,822円 | +15.0% |
合計 | *387,697円 | 452,919円 | +65,222円 | +16.8% |
各商品でも、合計でも、利益が出ています。私が運用している個別株と比較しても損益率は決して悪くありません。
そして、利益は非課税なので、この数字がそのまま利益になります。
2020年はコロナショック後からのV字回復もあったので、つみたてNISAを始めたタイミングは絶妙でした。
株価暴落時の最適スポット購入は、暴落恐怖に対するリスクコントロールやメンタル、強運などがなければ、なかなか難しいです。
いつ株価が上下するかは予想できないので、こういった場面でしっかり購入できるのはつみたて&ほったらかし投資のメリットの一つですね。
また、過去を振り返っても株価は上下するのが常なので、始めるなら複利の効果が期待できるようなるべく早く、思い立った時がよいのではないでしょうか。
私や自分の周りを見ていて、「いつかやる」と言ったり思ったりしている場合、しないことの方が圧倒的に多いです。
Memo:*合計金額について
金額は年間40万円を日割り算出したつもりでしたが、営業日の関係で若干余りがでてしまったので、2021年は全額使いきれるよう年末に調整予定です。
現在、毎日買い付けに設定していますが、2022年からは毎月買い付けに変更予定です。
つみたてNISAは長期運用なので、買い付けを日から月に変更してもほぼ気持ちの問題で、20年後のリターンにはそれほど大きなインパクトはないと考えているためです。
つまり、分散投資に対して非常にこだわりが強い場合を除いては、リターンのインパクトと比較して、年40万円の枠を使い切る再設定の手間暇がもったいないということです。
つみたてNISAへの変更理由
- 世帯としての投資金額調整のため
2020年より長男のジュニアNISA口座を開設したので、そのままだと年間NISA投資額が単純に80万円増加することになります。
長男のジュニアNISA用資金は私のお財布から捻出しようと考えていたので、支出を増減させないために私の運用方法を変更しました。
年 | 私 | 長男 | 合計 |
2019年 | 一般NISA 120万円 | 未開設 | 120万円 |
2020年 | つみたてNISA 40万円 | ジュニアNISA 80万円 | 120万円 |
これで今までと変わらず、無理のない範囲で投資原資が確保できます。
資産形成や資産運用は将来のために大切ですが、生活を切り詰め過ぎたり、つらい思いをし過ぎて今の生活を楽しめないことも違うと思っています。
本来、投資は余裕資金で行うものだからです。
まとめ
- つみたてNISAの運用益は非課税でお得
- 株価暴落時も上昇時も安定して買い付けができる
- 時間を味方につけた長期投資は比較的安全な投資方法
- スタートは興味が湧いている今
- 投資は余裕資金で行おう
いかがだったでしょうか。
以前より、特定口座やNISAで投資をしていた私ですが、2020年に初めてつみたてNISAを運用して新しい発見やメリットがありました。
前年に気づいた反省点は翌年に活かすことができますし、長期投資には長い年月が必要。何ごとも思い立ったが吉日です。
今後も定期的に運用実績を公開予定ですので、ご興味のある方はお待ちください。
私の投資における失敗や成功体験が、みなさまの明るい未来にお役立てできれば嬉しいです。
当記事は個人の投資体験・感想・実績です。始める時期・銘柄選定・出口戦略や投資方針により結果が異なります。投資は自己責任であることをご了承ください。
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